アワビの口開けが待ち遠しい訳

2009年11月06日05:29

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アワビの口開けの予定が当日の朝中止になった。ん〜〜惜しい。

アワビの収入は自分でつかむボーナスの様なもので、貴重な収入源でもありますが、今回の待ち遠しい理由は腰痛の治療目的。昔から島では『腰の痛いのは潜ると治る』と実しやかに言われている。実は私も始めは半信半疑だったけれども、何回か試しているうちに(臨床実験?)その効果があるのが実証されてきました。お陰で以前は半年か1年毎に腰痛になりカイロプラステックにいく羽目になっていたけれども、島に来て以降の10年間には、通産2回しかお世話になっていない。

カイロプラステックは山下治療院の先生にお世話になっていた。箸も持てず、地面を這うようにして遺贈する痛い腰が、ポキポキ治療で嘘のように治り、スキップで帰って来れた。人生ばら色〜って感じです。ところが私の救世主の先生が体調を害し無期休業(廃業)と成ってしまった。腰痛になったときにこの事実を知った落胆度は今までの人生の中でベスト3に入る程のショック。しょうがないので藁をもすがる思いで、島の言い伝えに頼ることしかなかったのであります。

ところが今回の腰痛は夏の口開けが全部終了し、海も冷たくなったころ。まさかウエットスーツを着て浜で泳ぐ訳にも行かず、秋アワビの口開けを待っていると言う次第。

島に来て2回目の治療は上記のときの石巻のカイロプラステック治療医院。慢性ではなく痛い方限定という受診内容なのでいって見た。治療の前に問診。詳しく状況を話しながら、件の『潜ると腰痛が治る・・・』を口にすると、先生が興味津々。『ほっほ〜面白い話ですね〜今度学会で報告しましょう!』『もっと詳しい話を聞かせてください!』

(あの〜詳しい話は潜ると・・ではなく、私の腰の話を聞いてください〜〜〜)

と言うわけで、今回の口開けは特に待ち遠しいのであります。

Don't touch !

2009年10月29日06:06

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旅行から帰ってきて仕事に出かけようと車を動かしたら、どうもハンドルが重い・・・?もしやと思ってタイヤを見たらぺっちゃんこ。漏れ箇所を探すのに空気を入れていたらバルブの根っこからポキリ!・・・・・・・

これじゃあ私の手には負えませんが、修理に出そうにも台風で船が欠航しているので、凪待ち。
スペアのタイヤも無いので、ジャッキだけ。と言うのも若干心もとないのでこんな感じで置いて見ました。薪ストーブ用の木が丁度いい高さだったので・・・

遅ればせながらGW

2009年05月11日09:55

GW中は子供が飛びつく○○○ショーみたいのをあっちこっちでやっているので、せがまれていましたが、何時でも仕事を休めるのに何も好き好んで、混雑する中や渋滞の中に入る事も無いので、断固として断ってきました。
 ただ連休明けの保育園では休み中に何処に行ったのか順に発表?させられたらしいのですが、うちの子だけが何処へも出掛けない「ヒジキより〜」だったらしく、先生からはお家のお仕事手伝って偉い!と褒めらはしたらしいですが、若干肩身の狭い思いをさせた様です。
 でその事もありましたが、予定が合わず延び延びになっていた、ジジ・ババとの一緒の旅行に行ってきました。
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宿の窓からは木造3階建てのか〜なりクラシックな旅館が見えます。でもこの旅館中身が超豪華で個室料亭があったり今風のサービスが盛りだくさんらしいです。
 まあそれは別として600年の歴史があるというこの温泉は山に囲まれたひっそりとした佇まい。狭い道幅と行き止まりの道が車を拒絶し、騒音が全く無く鳥の声以外全く何〜〜〜も聞こえない。
 網地島はゆったり時間が流れているが、ここは更にそれよりも凄くて時間が止まっている感じ。
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ジジと孫達は湯上りや早朝の散歩。カランコロンの下駄の音が山裾の温泉街にこだまする。
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って皆の目が届かない内に、ジャイ丸はせっせせっせと悪戯。
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『これ!ジャイ〜!』が館内に響く


それはそれとして、ここの温泉は傷に効く温泉として有名らしいですが、ジャイ丸のアゴにあった皮膚のタダレが1回温泉に入っただけで、嘘の様に消えてなくなりました。で更に両肩にあったざらざらも殆ど完治。皮膚科や小児科で貰った薬が全然駄目だったのに、ここの温泉の力は凄いです。

妻も顔にあったイボイボが消えたらしく『また誰か皮膚病になったら来ましょうね〜』ですと・・・
両方とも効果あり過ぎ

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海越えの保育園通いが1年経ちました

2009年04月24日16:04

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対岸までたったこれ程の距離でも、島は島

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こんな表情の海面の時もあれば

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こんな大時化の時もくる。
昨日の船は行きも帰りも特別揺れましたが、温暖化の影響か年をおうほどに時化の日が多くなってきたように感じます。
天気図と波浪予報の画面を見続けながら海越えの保育園。やっと1年が経ちました。
短かったようでもあり長かった様でもあり、長かった様でもありあっという間だった様でもあり・・・

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リストラ危険度チェックと探し物

2009年02月25日06:26

以前、TVの番組案内でチラッと見たのだが、リストラされる危険度チェックに「最近田舎で暮らしたいと言い出した」と言うのが入っているらしい。

とある調査によると、働く30代以上人の中の70%以上は、田舎で暮らしたいと思っているらしいし、その傾向は年齢が高くなるほど強いらしい。おそらく年齢と共に増える仕事の量や質がそうさせているのでしょう。

仕事に就いて始めの頃は、仕事を覚えるのが精一杯。やがて慣れてきてバリバリ出来るようになる。いっそ仕事と結婚しても心中しても良いような気がしてくる。自分がいないと会社が回らない事を信じて疑わない。こんな時は田舎で暮らしたい何て事は微塵も考えない。
 しかし、絶頂を極め達成感と感動が少なくなり、やがて壁にぶち当たった日には、精神的肉体的なストレスで打ちのめされる。こんな感じで順調に行かなくなると『田舎でノンビリ・・・』のような思いが、もたげてくる。

現代人は疲れている。自然や田舎には人間の病気を直したり、心身の疲れを癒す力が確かに有るから、自然回帰の傾向は益々強くなる。田舎ブームのエネルギー源は利益優先、実績主義の社会構造にもある。

自分の求める仕事、自分の求める居心地いい職場。自分の理想の人。大金持ちになりたい。健康に成りたい。綺麗になりたい。皆々望むものは違うが、自分が望んだその目的に達した途端に幸せが約束されていると信じている。だから意を決して田舎に移り住んだ途端にそれらから全て開放され、人生の楽園が始まると信じている。

ならばもし田舎に移り住んだらそこには幸せの青い鳥がいるから、そこに住んでいる人は皆幸せ者な筈だ。

リストラとはそもそも企業の再構築の意味。人件費削減のために人員を減らすのはリストラの最終の手段。田舎に住んでみたいと思うのが悪いと言うのなら、もし本当にそこまで企業が危機に瀕しているのなら、いっそ田舎に移り住んで、新しいビジネスを・・・

そもそも仕事とは何で誰のためにするのか。お金とは一体何の為でどれだけ必要なものなのか、自分は一体どこまで行って何を掴んだら幸せになると考えているのか。そもそも豊かさとは、幸せとは・・・

続きを読む

珍しくない話

2009年02月22日06:07

土砂降り強風の空模様の朝の便。船の客室には私とSさんとNちゃんの3人。『今日の午後の船は出るのかね〜』等と話から、鮎川に置いてある車の鍵を忘れて船に乗っちゃったドジ話に移った。各人その話をしながら自分の鍵を確認する。とSさんが
『あれねえぞ〜!やべ〜』
鍵を忘れたのである。

船は桟橋から離れて、防波堤を出るところまで進んでいた。車を動かせないのでは鮎川から石巻までは行けない。ここからはアウンの連係プレイである。

Nちゃんが船を戻してもらうように頭の上の階にいる船長の携帯に電話をする。
『船長ストップ〜忘れもの、戻って〜』と同時にエンジンの回転が下がる。
船の甲板を歩いてコックピットに行くよりも早いし、確実に雨に濡れない。

Sさん、自宅の奥さんに電話をして桟橋まで鍵を持ってきてもらえるように伝える。

船は一旦防波堤を出てからUターンして桟橋に戻る。着岸して船の綱を私が掛ける。

と同時にSさんが船をぴょんと下りる。そこにはたまたま別の船を待っていたA荘の女将さんが居たので事情を伝え、車に乗り込み自宅へ向かってもらう。

桟橋を突っ走り、進むと途中で鍵を持って走ってきた奥さんと合流、鍵を受け取り車はUターンし再び桟橋へ。

Sさんが忘れ物を持って船に乗り込む。私が船の綱を放す。船が再び動き出すと同時に、A荘の女将さんが待っていた船が到着。めでたしめでたし。

この間の所要時間10分。もっとお客さんが沢山乗っていたら遠慮もあるけど、気心が知れた同士なので文句も出ない。船長のオトガメもなし。まあこれが田舎のいい所である。
---◇------------------◇---------------◇----------------◇---
忘れたのは本人が悪い。電車も飛行機も戻ってはくれないぞ。何て言う人も居ますが、でも出来るのならどうにでも柔軟にやればいい。車の鍵を忘れるのは良く有る話。でも途中に船があるから、車庫まで行って気づいて 玄関に戻るような訳には行かない。
 出来るのだったら別の車を貸してあげるとか、一緒に乗せて行ってあげて、双方の用事を済ませるとか、無い話ではない。困っているときはお互い様である。情けは人の為ならず。住環境が厳しいほど人間には優しくなってゆくのである。

ろはろでも

2009年02月20日07:15

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先日『いらないがあるから、欲しいなら持っていって、薪にでもしろ』と電話が来た。炉ぶちの木か〜もったいないような気もするけど、燃やせって言うくらいだから、大したもんじゃあ無いだろう、何て考えながらいって見た。

『炉の木どこ?』
『ほら櫓の木だ』
『この櫓?炉ぶちの炉じゃあないの?・・・』
『硬木だから火持ちいい良いから切って燃やせ』
切って燃やすのは簡単だが、もったいないと言うか、忍びない。
かと言ってこの長さ、狭い我が家の敷地には・・・・

インテリアやお店のディスプレー、はたまた歴史的資料として展示にも使えますので、欲しい方はお申し出下さい。それから何と言っても硬木ですので火持ちがいいですから燃料としてもお使いいただけます。

毎日がなんちゃって予報士

2009年01月31日09:11

出掛ける前の波浪予想と日々の日課

昨日の夜からの暴風だと明日の予測は立ちやすいですが、風当たりが弱い我が家では、徐々に変化してくる天候に気が付かない事もありますので、出掛けるか出掛けないかは別として、日々の日課として天気を確認しなければなりません。

先ず手始めにYahooで長渡の天候を開き、風速と風向、空模様を見る
*風速が10メートルを越えると、欠航の可能性が出てくる
*風が吹いてくる向きによって欠航する港が網地なのか長渡なのか予測する
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次に風速を頭に入れながら、波浪予想を見る
*波高が青のゾーンを越えて、緑に入ったら欠航の可能性が高くなる
*網地は?長渡は?鮎川は?石巻は??
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波高が4.5メートル以上の赤い部分の位置を頭に置きながら天気図を見る
低気圧の位置と気圧を見比べて、先ほどの赤い部分とつなげ、ふむふむと予想を立てる、再び波浪予想のページに戻りアニメーションを観察
*数日間の変化を確認
これをしないと島から出たは良いが帰れなくなってしまう。
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もし判断が付かないときは、他の予報を見る
こちら↓はlivedoorの予想でYahooとは殆ど変わりない
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ちなみにこちら↓の予報は何時も控えめな予想なので余り信用できない
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という風に、車で出掛けるのならば、どんな天気であっても時間も服装も気にせずにすみますが、船が絡んでくると、そういう訳には行かないので、面倒でも必ずチェックしなければ成りません。
 明日は保育園に行けるか?行ったは良いけど帰れるか?石巻に用事があるが、帰りの船は早くしたほうが良いか、それとも遅くしたほうが良いか?数日後出掛ける用事があるが、鮑の口開けは開きそうか否か?荷物は着きそうか?カヤックツアーは出来そうか否か?・・・・etc

ちなみに今日明日は終日全便欠航でしょうな〜

時遡って年末の話

2009年01月07日13:46

クリスマス前に町に出かけようと予定していたら、運悪く時化が続き足止めをくらい、2人の予防接種は延期。だけなら良いが、クリスマスのケーキはなし、紙おむつも残り2枚、年末に生まれたやろっこ2号の誕生日ケーキもなし、保育園の発表会のDVDも手に渡らず・・・・。トンでもない年末に成りそうな雲行きでしたが、ところが、ところが、

☆1:クリスマスのケーキは手の平サイズを1個近所から偶然いただき、ヤロッコとお母さんの泣きは回避。

☆2:紙おむつは対岸のコンビニにお願いして、万一船が出るときは積んで貰える様にお願いした。今まで頼んだことが無いお店なのに、元払いで積んでもらうのを、快く引き受けてくれた。翌日運良く動いた便に品物は乗せられ、島にたどり着いた。
 桟橋まで引き取りに行くと外は氷点下で強風と横殴りの雪。こんな天気の日に配達してくれたのかと思うと頭が下がった。

☆3:1歳の誕生日にケーキ。翌日またコンビニに電話したら、ケーキの予約は2日前までなので前日では無理との事。でもコンビニの*マザキのケーキじゃなく石巻のケーキ屋さんのケーキで良いなら、石巻から通勤しているので、ケーキ屋さんで買って船に積んであげる、と言ってくれた。まことに有りがたい話なので、大きさや子供の名前を伝えて、厚かましくもお願いすることにした。

☆4:DVD。保育園から電話が来て27日の午前中なら渡せるとの事。年末ぎりぎりに仕上がったので連絡してくれたらしいが、取りに行けそうも無いので諦める。この日は例のケーキが船に詰まれる日なのでコンビニにもっ行ってもらうか、船に積んでもらえれば、手元に届くこともできるのですが、そこまでお願いする必要も無いのでこの案は没にした。

☆5:これとは別に25日に女川まで或る品物を届けなくてはならない件も欠航続きでまだ残っていたが、、

さてこの3日間連日15メートル前後の強風が続いていましたが、翌27日も17メートルの風の予報。開けたXデーの朝の便はやっぱり見事全便欠航。予報は前日より強いようなので無理も無い状況でした。
 ただ波浪予報の画面をよく観察すると昼頃に若干風が弱く成りそうなので、次の便が動く可能性を想定し☆2〜5を解決すべく出発の準備。☆強風の中、海からカゴを上げ*0キロの***を発泡の箱に詰め込む。そして終わった頃に船が動くとの放送。『やっぱりな〜』

やっと動き出した鮎川行きの船に乗り、着いたらコバルトラインをかっ飛ばし、品物を届けとんぼ返り。途中保育園へ寄ってDVDを受け取り、挨拶もそこそこにして残り少ない時間を気にしながら、コンビニでケーキを受け取り、紙おむつの分や諸々を支払い急いで今朝乗った船にのる。滑り込みセーフ。この間1時半。『ふう〜っ』これで全てめでたく完了。

コンビニでお金を支払っているときに店長が『島では大変でしょうから、どんな物でも連絡を貰えれば船に積みますから、遠慮しないで言ってください』と言ってくれて、更にクリスマスのマグカップと子供用のジャンパンをプレゼントしてくれた。

島の不便な生活と厳しく寒い冬を知っている地元の人ならではの温かい言葉、氷点下の横殴りの雪でカチンカチンに冷えた体が一瞬で解けた様な気がした。

新年第1打

2009年01月02日14:08

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張り替えたって意味無いゼ! by じゃい丸

丁度去年の今頃は怒涛の如くの病院通いをしていましたが、その後も続々病院に行く機会が増え、領収書の枚数が半端でなくたまりました。こんな家族も居るから、保険も赤字になるはずです。
 生まれたときはリンゴ位の小さい頭をして、綿飴みたいに軽い体でしたが、 そんなやろっこ2号も1年経って10キロの大台を超える位に成長しました。声もデカイし、悪戯が半端じゃあ有りません。それに良く食う。あれだけ食うから風邪も直ぐ治るはずです。

お正月期間限定解除 現在無礼講中です090102b.jpg
具合が悪くなると急に静かになりますが、元気なときは騒々しい事このうえない子供達。ON/OFFが両極端。中間が欲しいところですが、しかしまあ全員揃って騒々しいのは元気な証拠ですから、良い事なんでしょうね。

ともあれノンビリした正月を迎えております。



巡り廻って

2008年12月21日06:40

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早朝5:30、予定されていた鮑漁が中止になった。ただこの日は保育園で、お楽しみ会なるものがある日だったので、やろっこにとっては中止は好都合だった。

中止にはなったものの、明日からの天候もあまりよくないようなので、準備した船を片付けに根組の浜に向かう。保育園に行くには7:15の船に乗らなければ行けないが、帰って来てから船を片付けたのでは遅いのでその前に終わらせる事にしたが、片づけが出来る時間は15分ほどしかなかった。

外は真っ暗。ヘットライトを点けて手元を照らし綱を結び、軽トラで船を引き上げた。まあだ誰も来ていないのに、小さな灯りを頼りに作業をするのは、後ろめたさは無いが、遠目には何かしら怪しい動きに見えるのでは?とも思えた。



中学の頃、同級生は鮑の口開けだと言うことで堂々と学校を休んだ。学校を堂々と休める身分は羨ましかったが、その分一生懸命に頑張らなければ成らないんだろうな〜とも思うと、同情すらした。
 そして彼らは中学卒業後直ぐ船乗りになり、制服を作業着に着替え、その春から大人と同じように働き金を稼いだ。

私は農家の子だったので魚とりや漁業の事はわからなかったし、海難事故は少なくなく身近で起きていたので、船乗りになるリスクはある程度理解していたから、小さい頃から好きだった機械いじりやデンキの陸の仕事に就いた。
 そして私が彼らより数年遅くなって勤め始めた頃には、先に社会人になっていた同級生は未成年のうちにキャッシュで家を建ていた者も居た。でも彼らの努力や労働条件を考える不平等とは全く思わなかった。
 なぜなら私がコタツに入ってミカンを食べている時も、ヌクヌクと布団の温もりに溺れている時も、彼らは不眠不休で命がけで働いていた。彼らとは住む世界が違っていた。



しかし、それらを敬遠して陸の仕事に就いた私が、今は生活の糧を求めて冬の海に潜って鮑を採り、ヒジキを刈って金に換え、カヤックを浮かべてガイドをする。島で結婚し、子供を保育園に通わせるために毎日何回も船に乗っている。全て海に関係しているではないか。
 島を拠点として生活し、遠洋漁業に就いた彼らも今は島に居ない。なのに島の生活と全く関係ない生活をした私が今は島に居る。同級生は私以外1人である。この変り様を誰が想像したであろうか。私ががいちばん驚きである。
 会社勤めの頃は空模様など全く関心は無かったが、今では毎日毎日天気予報と波浪予報を欠かさずチェックしている。明日の天気が分からないと、何の計画も立たないのだ。

まさしく「人生はシナリオの無いドラマ」である。結末がどうなるのか誰も知らない。

島の人が魚釣りをしない理由と趣味

2008年12月18日09:38

私が知るラーメン屋の主人の趣味はラーメンの食べ歩きだと言う。休みの日は殆ど食べ歩きをしているらしい。毎日毎日ラーメンを作っているのに、休みの日までラーメンの顔を見て飽きないかと聞くと、『だってラーメンが好きだからな〜』とのとの答え。ほほ〜と感心しながらも、大食い番組を見た時のようは胃のモタレを感じてしまう。

この店主の様なラーメン好きと仕事熱心さは多分稀で、殆どの人はウイークデーに勤しんでいる仕事はしたがらない。「日曜大工が好きな人はホワイトカラーの方々に多い」と聞いたことがあるが、確かにペンや電卓、或いはパソコンの画面を睨めっこするよりも、ペンキを塗ったり、金槌を持ってパンパンやった方が、ディスクワークよりも遥かに楽しい筈。何故ならすべてが新鮮で未知の世界だから。

昔から『紺屋(染屋)の白袴』とか言う。本業と同じ仕事はしたがらないと言う感じの意味と解していますが、この法則により大工さんの家はあちこち雨漏りしていたり、電気工事屋さんの電灯のスイッチは調子悪かったり、ポンコツ車に乗る整備工場の人と言うのが発生する。たぶん近くでこんな人の心当たりもあるでしょう。

さて殆どの場合、人が自分の職業を決める時は、好きな職種、或いは出来そうな職業を選ぶ。楽で金になると言う選択肢も有るが、修行が目的で生きているという特殊な人は別として、趣味特技能力を生かせる職種を選ぶ。ところが趣味・特技・憧れが→本業になると→確実に趣味・特技・憧れのジャンルから自動的に外されてしまう。職人さん達が自分の仕事と同じ用事を家でしたがらないのもそんな理由からなのでしょう。

定年になったら毎日好きなことが出来るな〜何ていいながらも、その時が来たら全然しなくなる。釣りが好きで移住した人も、何時でも出来る環境に入ってしまうと殆どしなくなる。熱中していたときは時は皆大金をはたいて注ぎ込み、休みはこっ早く起きていたのに・・・趣味は本当に好きでやっていた(いる)のか??ストレス解消という名目の仕事の敵討ちか??真実は本人ほど知らない。

冬はどうなんのかな〜

2008年10月30日15:33

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島もめっきり寒くなり、今朝方は霜注意報もでました。保育園へ送る朝の船は相変わらず7:15です。
もっと日が短くなったらこっ暗い内に起きて、薄暗くなってから帰って来るし、寒い桟橋を風に吹かれながら歩いたり、鮎川に着いても冷え切った車に乗らなければなければならないことにもなるのでしょうね。

島にある車なら暖機運転っていう手もありますが、海の向こうの車ではそれも出来ないので、我慢あるのみ。もし暖機運転をしたらその時間で保育園についてしまいす。

寒い朝ならフロントガラスに霜がびっちり付くでしょうね。削り取る手もありますが、それよりもやはりペットボトルか何かにお湯を入れてもった行った方が良いらしいです。
ポットか何かに入れれば熱くないでしょうが、ペットボトルだとかえって湯たんぽ兼用にもなるので一石二鳥になるらしい。ふむふむ。

さて保育園に送り届けたら時間は7:45。島に一旦帰る船の時間までは約3時間あります。今度こそ暖機運転で車中待機が出来ますが、ガソリンも勿体無いし、無駄な排気ガスは出るし、、、。

『おっ!歯の治療にでも行くか〜建物は暖房も効いているし、これこそ一石二鳥〜!?』っても、毎日は診てくれないし、、、。何れにせよ冬が来ないうちに、春が待ち遠しい今日この頃です。

コスト削減売り上げ至上主義思想and流行を恨む独り言

2008年10月09日15:39

身長・体重・血圧が30年以上も殆ど変わらない
ジーンズもネットで買えた
リーバイス505
29インチ
股下73センチ
だけでよかった
実に便利だった

ところがマタガミの短いのが主流に成ってしまい、愛用の505が時代の波に流されて消滅してしまった。『困った・・』。取り合えず、膝が擦り切れたのを取っ替え引っ替え履いているが、段々穴が大きくなって来ている。

保育園の先生方には『ワザと開けたんでしょう〜』と言われる位なので、買えないで居るのはまだバレてはいない。でも島では『あららら、穴開いてるの履いて、ツギあででやっから』と度々言われる。ははは。

山に入るとほつれた糸の1本1本にご丁寧に草の実が引っ付く。後から取り除くのが大変。チェンソーを使うと膝の穴から切りくずが侵入し、靴底までに到達する。寒いときは膝が冷える。しゃがむ時膝が穴の縁にあたって痛い。などなど。こうして見ると、お洒落ではいている人はかなり不便な筈であると思うが・・

まあ好きではいている人は如何でもいいが、505はそれらの波に逆らって帰って来んのだろうな〜と思うと、当たり前になってしまったコスト削減売り上げ至上主義思想が恨めしい。

転ばぬ先の杖

2008年07月05日07:01

夏になると探し物風の人が道を歩いていているのをよく見かけます。

声をかけて見ると、どうやら民宿の晩御飯が終わってから、散歩がてらジュースやタバコを売っている店を探しているらしいのです。

でもタバコの自販機は島には存在しないし、飲み物の自販機も自力で探すのは、殆ど不可能。更に商店も既に閉まっていますから、時既に遅しです。

喉が渇いたらだけなら100歩譲って、水を飲めば喉は潤いますが、タバコは翌朝まで我慢しなければなりません。何時でも何処でもお金さえあれば好きなもの、欲しいものが手に入る!っていう常識もこの島では通用しません。

何時ぞやは目指してきた店が閉まっていたので、若人3人が道に大の字を描いて倒れこんでいました。きつい坂道を延々自転車漕いで喉カラカラ、さぞかし苦しかったのでしょうね。彼らの希望が店の前でガラガラと音を立て、崩れ落ちたのが聞こえそうな気もしますが、でもバスや車も時々通りますから、倒れるときは道の端の方がいいかと思います。

という訳で、いざと言う時に困らないように、商店と自販機のマップを作りました。路地地獄に迷った人がこれを見てたら、さぞかし助かっただろうにと思いますが、でも今日出来上がったばかりだから・・・・。

気が付くともう直ぐ7月

2008年06月30日11:09

見本誌在中!??開けて見たら
発売前にして来月号の「じゃらん」が書店より一足先に届きました。
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今月の初旬に白浜で取材した特集が載っている本です。
メインタイトルは『夏休み大特集』 
史上最大ボリュームらしいです

我が研究所のタンデム艇「みかん号」が透き通った白浜海水浴場にポカンと浮いています。
広々とした砂浜を見たら、行きたくなるでしょうね〜
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流石プロのカメラマンが撮ると違います

さて、紙面にはカヤック体験希望者の当方への連絡先も載せてもらいましたが、実は空きがあんまり有りません(7〜8月の予定表)
 予約が既に入っている事もありますが、夏はアワビやウニの口開け、他のツアーや諸々のお客さんも来ますし、子供たちの検診や予防注射など病院に行く予定日も有りますので、中々ご希望に添えないのです。
(↑決して商売繁盛をカモフラージュする税金対策ではありません)

もし毎日カヤックの営業が出来たなら、我が家の財政も潤うのですが・・・・
ともあれ(←私のブログでの口癖)もう直ぐ7月。始まってしまうと怒涛の夏がやって来て、あれよあれよと忙しいうちにあっという間に終わってしまいます。ああ〜のんびりとした夏を味わいたい〜!

実益を兼ねた、ささやかな楽しみ

2008年05月28日08:26

kindannoxxx.jpg2001年から始めた網地島研究所ブランドのヒジキ。当初は半ば冗談で『禁断のヒジキ』の名で販売していましたが、年を追う毎にファンも増え、終には本当に『他のヒジキが食べられなくなった』とのクレームも来る様になりました。嬉しい限りです。

個性的なネーミングの方がインパクトがあって良いのですが、流石に『禁断の、、』が不特定多数の方々に出回るようになってからは、若干こっ恥ずかしいので、改名して大人しくやっております。やっぱ、お土産やお礼の品としては使いにくいネーミングですからね。

で、このヒジキを去年から網地島研究所購買部で販売をしていたのですが、今年になってから少しずつ、注文が着出しました。『所さんの学校では教えてくれない、、、』で先日取り上げられたせいかもしれません。

元よりこのショッピングカートは無料のレンタルですので、売り上げが無くても採算割れは起こらないのですが、作るのに四苦八苦しましたので、若干でも商品が動いてくれれば、苦労も報われると言うもの。

注文のメールが来るたびに『また来たよ〜』って家族中で盛り上がっております。

とある1日

2008年05月02日09:42

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07:15 この日はうねりがあり長渡港に船が着かないので、保育園へは網地から出発。
08:00 送っていった船が運良くチャーターされたので便乗して網地へ帰る
(我が家ではラッキー久丸と呼ぶ)

1回目たらの芽
船を待つ間にちょこっと散策してたらの芽調達

ヘビ
網地からの帰り道、道端にのたれている蛇を発見。妻が車にあった鋸でツクンツクンいたずら
(生ものには使わないで下さい!)

巡視船まつしま
15:30長渡発の船で保育園の帰りのむかえに行く。
鮎川からの帰りの船から、海上保安庁の巡視船「まつしま」が停泊し、小型の船舶5艘で追跡の練習をしているのを見学。ハイパーレスキュー好きのやろっこは、オレンジのツナギの服を見て『はいぱーだ!』と大興奮していた。

たらの芽採り 本日2回目
島に帰ったらたらの芽を採りたいと言い出したので、仕方なく手ごろに採れるポイントへ山菜取りへ。
(柔肌に刺さるので、凶器を使う)

アオスジアゲハのたまご
たぶの木の葉の裏に蝶の卵を発見。調べたがムラサキアゲハのではなさそう。

でこの日の晩御飯には勿論たらの芽と蕗の葉の天婦羅が登場しましたが、やろっこはたらの芽には目もくれず、ついでに採った蕗の葉の天婦羅を『にゃむにゃむ〜!』と言いながら、夢中で食べていました。
(我が家では美味しいの最上級を【にゃむにゃむ】と言う)

GWで春の陽気ですが

2008年04月28日10:08

低気圧の襲来が一休みした島は、打って変わったポカポカ陽気で、まるで春です(春なのですが)
世はゴールデンウイークのようで、テレビでは行楽地の様子や海外旅行へ向かう家族の様子が映し出されています。

それを見た妻
『私たちも田舎へ行きたいね〜』と
(ここは立派な田舎ですが?)

さくら野の営業も今日で終わりか〜』
『良いな〜渋滞』
(ははは)

島から出るといえば、子供たちの病院や検診などばかりで、何時も帰りの時間の時計とにらめっこ。島では家事育児の切り替えをする場所がないからな〜、煮詰まってきたようです。

通園と移動オフィス

2008年04月11日08:33

春から通園です1でも書きましたが、午後の回のむかえの便は滞在時間は15分と短い時間ですが、問題は午前の回の待ち時間。現在は8時台の便が消滅したままなので、午前中は船が出るまでに3時間の待ち時間が出来てしまいます。で、この長い待ち時間を有効に使おうと考え出したのが通信速度も金次第で書きましたがこのノートブックPCとモバイルでのネット接続。

保育園に通いだすので朝は早く起きなければならない→とすると夜も早く寝なければならない→とすると商品の仕入れや代金の振込み、問い合わせのメールや諸々の事務仕事をする時間がなくなる→だったらこの3時間にその仕事をやったら、かえって早寝早起きになって一石二鳥では?→ふむふむ→と言う策なのです。

という訳で移動オフィスの余った時間を使って、ブログも鮎川の何れかの駐車場か路上から更新する事も多くなると思います。


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夫婦子供4人の島の生活。良い事からそうでないことまで、等身大の島生活を、ユーモアと小さなチクリ、時に反則ギリギリのローブローを限界に書いてゆきます。

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