首を絞められるのと背中に氷の2択

2009年11月05日09:00

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今年も11月になりました。またアワビの季節です。テレビには雪が積もった風景が映し出され、今年一番の寒さのセルフも聞こえ出しました。朝の気温が1℃前後。確かに寒くなりました。そろそろストーブの出番です。

季節の変わり目は特に寒く感じますが、なのに海に潜る。厚着してストーブを炊いても寒い時期なのにと思うとなお更・・・・・ 毎年のことながら潜るのを想像するだけでブルブル来ますが、家計が火の車なので、その火で若干体も暖まる?い言う訳でもなく、毎度の事ながら最後は『えぇ〜〜い!年寄りどもに負けていられっか〜!!』と言うノリでケリをつけます。(確かに自分よりも30歳も年上が潜っているのですから、弱音は吐いていられません)  

とは言えやはりこの時期の海は冷たい。更にウエットスーツの首周りがきつく、息苦しくて発狂しそうになっていたので、それを解消するために前をファスナーのタイプに変えたら、今度は首周りは楽になったが頭を下にして潜るたびに背筋から冷たい水が進入し痛いほど冷たい。ナイーブな内臓の持ち主にとっては、首が苦しいよりも辛い。
 カヤック用のウエアーを下に着込んでみたりと色々工夫してみたが、殆ど効果がないので、仕方なく息苦しい以前のウエットスーツで潜ってみた。水は入ってこないので寒くは無いが、やはり息苦しい・・・・・ジレンマであります。

ところがその後、何気に見ていたテレビに映っていた海女さんのシーンにヒント。それは首にタオルを巻いて潜っているのでしたが、ウエットスーツを着込んでいるのにタオルを首に巻いているのが気になったのでありまして、もしかして?!
 試しにその次に開いた口開けで首にタオルを巻いて潜ったらかなりいけるのでした。『ほほ〜流石海女さん!』と感心しきり。

ただ、時間がたつとタオルがずれたり外れたりするのが難点が無くも無い。さて件の海女さんはこれを如何工夫しているのか???
 工夫の方法を見出すか、それとも他の素材を使うかして、解決すれば完璧のようでありますが、時期的にタイムリミットのようでもあります。

本日は凪、船を乗り換え

2009年06月05日09:31

5月末の某日
長渡発7:15の久丸で鮎川に渡り、保育園にやろっこをとどける
帰りは花屋さんチャーターに便乗し鮎川発7:50で折り返す
この間の滞在時間は20分
我が家ではこのタイミングで帰れる船を『ラッキー久丸』と呼ぶ
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↑鮎川の防波堤の表では、養殖の銀鮭が朝食の時間です
と言うのを見送りながら島へ

今日は凪です
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今日は磯の口開け
島に帰ってから船を下ろし某浜へ
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ツブやらシオリ、ツケソ(チガイソという海藻)など取りたいリクエストに応じ、沖の小さな根に順番に渡して
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さ〜私は何を取るか〜〜?

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ヒジキ 乾燥作業まで終わりました〜

2009年05月10日17:35

HPでのヒジキ漁でも加工方法は書いていますが、ヒジキは刈ってきたら、ノリや他の海藻類、ごみ等を取り除き2〜4時間煮ます。煮た後は水洗いし天日で乾燥させ、袋詰めをして完成。

1人が1日で刈る量はそれぞれ違いますが、平均的には土嚢袋で5〜10袋。1袋には20〜30Kg入りますので、重量に換算すると100〜300Kg。詰め込み方と根性の入れ様で収穫量は変ってきます。刈ったヒジキは普通船で運ぶ場合がおおいですが、磯から運び上げて車で運ぶ場合もあります。何れにせよ磯や沖の岩場をこの袋を担いで運ぶのはかなり大変です。

【海苔より】と呼ぶゴミのより分け作業。多少のノリならそのまま煮ますが、上級で売ろうとすれば丁寧により分けなければなりません。より分け作業も程度のいいヒジキなら1袋1時間位で終わりますが、ノリが多量に付いていると1袋が半日かかっても終わらない何て捨てたくなる悪質なものもあります。(全て自分が1人で刈ってきた場合は当たりようがありません)もしそんな袋が20袋も目の前に並んでいたら・・・・・

ドラム缶で煮ると鉄と反応してヒジキが黒く仕上がります。ドラム缶で1回に煮る事が出来る量は、2袋〜2.5袋。煮あがるまで焚く時間は2〜3時間。

煮あがったら水で洗い流します。この作業で手を抜くと、乾燥したヒジキに塩分が残り、半年以上すると表面に白いカビのような潮氷が出てきます。食べるときに水で洗い流されますので問題は無いのですが、見た目がよくありません。10袋を煮て洗い終わるまで1日半〜2日はかかるでしょうね。

次は乾燥作業。陽が上る前(5時〜6時頃)に早めに広げて天日で干します。青空が見える天気なら昼までには干しあがりますが、曇り空なら1日かかっても干しあがりません。干しあがらないのを何回も触ったらり移動させたりすると、その都度ヒジキが折れて細かくなってしまうので、出来るだけ触らないようにします。故に干しあがらないのを承知で天気の悪い日や午後からは先ず干しません。

という訳でより分け作業をしながら、火を焚いて、煮上がったら洗って水を切る。天気を読み干す予定に合わせて釜に火を入れる。或いは青空めがけ煮あげて待機させておく。作業の組み合わせは複雑に絡んでくるのであります。と色々考えているのに、子供が急に具合が悪くなって急に島から出る羽目に・・・・応用問題が複雑過ぎる〜

(補足)本当に忙しいときは写真なんか撮っていられません
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ヒジキの口開け(刈るだけなら猫でも出来る!)

2009年05月05日00:36

と言っていたらヒジキの口が開きました。
珍しく凪の日が10日間も続き、更に雨も降らないという絶好のコンデションです。干潮時間が昼頃と言うのは若干遅めですが、贅沢は言ってられないと言うか、まあ然程問題ではありません。

巷では今年のヒジキは、後半以降の成長が遅く長さが短いとか、時期が遅くなってしまったので溶けかかっているとか、岩についてる場所も少ないらしいとの噂でしたが、私達が取った場所はむしろ例年以上の出来栄えの場所にめぐり合え、中々のいいヒジキを刈ることが出来ました。

まあ、全然出来栄えが悪いとか、取れないとかと言う先行情報はかく乱戦法の常套手段でもありますから、初めから鵜呑みにしてはいけませんが・・・

ウニやアワビの口開けでも、漁場に着いて先に潜っている人に『どお〜有る?』と聞くと『全然駄目だ、何にもねえ』と答えてきます。何にも無いなら何時までも同じ場所で潜っているのは不自然な話で、たとえ沢山有っても、『ここに有るよ』と言わないのが流儀(作戦)です。ですから沢山取ったことを後で自慢しても、取った場所は明かしません。何れにせよ他人任せというか、人に頼ってばかりではいけません。

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ヒジキを刈った後に沖の岩に上がってシオリを取ってきました。多分20K位の量はあったでしょう。シオリはムール貝に似たイガイの仲間のエゾイガイの事。汁物にしたりシオリご飯に炊いたりして食べます。生育場所によっては、身が細かったり、味も良くなかったりしますが、波の荒い沖の岩場にへばりついているシオリは抜群に(他を寄せ付けないほど)美味いです。

さてヒジキは刈った後が苦労で、ものすご〜く大変。波にもまれながら刈ったり、岩場を担いだりするのも、全工程のボリュウムと苦労度、疲労度からすると、序曲と言うかまだまだ楽な部類。刈るだけなら猫でも出来ると言う感じでしょう。戦い本番はいよいよこれからであります。

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いそのり〜

2009年03月04日14:27

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今年2回目の磯の口開けがありました。取っていいのはヒジキ以外の海藻類など。
今回は磯海苔をメインに、フノリ、マツモを取ってきました。

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海苔は予め細かく刻んでから海苔簾に均等に広げて、天日で乾かします。海苔を掛ける仕事をしていたら、やろっこもやりたいと言い出したのでやらせました。

だてにじーっと見ていた訳でもないようで、意外と手つきが上手い。ただし、四隅から攻める手法は未だ掴んでいないようだ。
 『何たってお父さんは小学生からやっているからな〜』何ては言っては見たが、やろっこにしてみたら『ぼくは4歳からやっているからな〜』って追々息子に言うのかと思うと、お父さんのほうが負けのような気がして、妙な気になる。

乾燥も天気がよければ半日ほどで干しあがってしまう。次の日の昼ごはんにおにぎりにして食べましたが、磯の香りと海苔本来の香りがすごくて、美味でした。
やろっこ曰く 『おとうさん、にゃむにゃむだね』

次に磯海苔でおにぎりを作るときは、中にがんじぇえをいれて、醤油をたらり。それを醤油をたっぷり染み込ませた磯海苔で包むおにぎり。時間が経つと海苔に染み込んだ醤油が、海苔の風味を道連れにご飯に溶け込んで・・・・・・・。あぁあ〜〜

でもこれはスローフード何て小洒落たもんじゃあなくて、田舎の貧乏人に与えられたor許された?orにしか出来ないorに出来る、安上がりな食物確保兼数少ない贅沢である。


今年初めての口開け

2009年02月01日06:38

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今年初めての磯の口開けがありました。これが来ると春が近づいてきたような気がしますね

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口開けは9時からですが、干潮時間は11時ごろです。と言う事は取りたいものはまだ水面下に隠れている状態ですが、頭を現した順にとって干潮時刻になったら『撤収!』というのが、正しい(効率的な)やりかたです。じゃあないと、潮が引いてから始めたら、取り終わらないうちに潮が差してきてしまいます。

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この日はヒジキは取っていけない事になっていますが、ヒジキの成長は中々いいようですね

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これは高級品のマツモ。あの独特の味とシャキシャキ感がたまりませんね。マツモにはカリウムが桁違いに入っているので、妊娠している人は避けた方が良いらしいです。

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これは岩ノリ

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最後に晩御飯の味噌汁用にマルコ(ムラサキインコガイ)とカメノテを取って終了!

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後は現地で収穫したものを必須アイテムのしょいかご(背負いかご)に詰め込んで、崖を上るだけ。
斜面にあったロープを頼りに上っていたら、途中の部分が擦り切れて切れる直前だった。
『ふぅ〜危なかった。危機一髪、OOら2発、ブブー』

家は意外と近かった

2008年12月26日15:29

鮑の口開けが予定されていたので暗いうちから起きた。と言っても保育園の送りで
起きる時間と変りは無いので、特別早い訳でもない。

6時30分。中止の放送が有る場合のタイムリミットを過ぎる。
本日の漁が決定。今年最後の口開けとなる。

家から車に漁で使う道具やら諸々運ぶ。車のフロントガラスは朝冷えでガチンガチ
ン。道路はアイスバーン。海はいいね〜いくら冷たくてもアイスバーンには成らな
いからね。夜明けの月がやけに冷たく見えた。

7時15分。浜に着きスロープから船を下ろし、港を出る。

7時25分。若干早めに開始の合図。『♪〜・・・(フェードアウト)
勿論最後までは聞かないor聞かずアクセルを全開にして漁場を目指す

目指す場所に到着し錨を下ろす。現場の海は海面からゆらゆらと白い湯気が立ち昇
る。一見暖かい温水プールか露天風呂の様に見えなくも無いが、それは逆で、それ
だけ冷たい海よりも更に気温が急激に低くなった為なのだ。相方は直ぐ海に飛び込む。

徐に準備を始める。長靴から薄いネオプレーンに履き替えると、寒さが凍みて足が
痛くなる。陽は昇っているが未だ船の板子は凍りつき、ガンガンに冷えている。し
かし風が無いので、まだマシな方かな。

さああて飛び込むか!と思ったら、足ひれがない。
ガーーーン
こんな時に限って予備も無い。
足ひれが無いままで潜ることは出来ないので、取に帰らなければならない。
それも家まで。
この時7時45分

錨を上げ、アクセル全開で浜へ戻り、車を運転し家へ。
もう潜っているはずの人が現れたので、家中心配顔
事情を話すとやろっこの口から『おばかー』の言葉
テレビを見て上手に学習したようである。

漁場に再度戻り錨投下。時間は8時丁度。
『やれやれ、やっとこれで安心して、冷たい海で凍えながら潜れるぞ・・・』

補足:
往復15分しか掛からなかったのが以外
な〜んだ忘れ物をしても大丈夫じゃん

偶然にしては出来すぎand恨めしい〜

2008年11月01日06:54

11月から鮑漁が始まると言うのに、またしてもシーズン直前に震度3の地震が起きた。 地震が起きると鮑は警戒して岩の陰に逃げ込んだり、沖に逃げ込んだりするので、漁の前の地震はダメージが大きい。シーズンごと鮑の価格が下がっているのに、連日の密猟者の出没。挙句地震とは・・・

資源保護を考えたナマズが地震を起こすのか、それとも鮑が依頼をしているのか?

しかし、毎年毎年、毎シーズン毎漁が近づくと申し合わせたように地震が起きるは偶然にしては出来すぎている。もしかして環境保護団体かCIAが絡んでいるのでは??

季節外れですが『恨めしや〜』

今年のひじきは

2008年04月14日08:58

ひじき煮延期が続いたひじきの口開けがやっと開きました。今年のひじきは量、質ともよく概ね豊漁の様でした。

でもひじきは刈った後が物凄く大変なので、『ひじきに殺される』なんて言葉もあるくらいです。それに加えて、今年は刈った後天候が悪く、煮たり干したりの作業も中々進まないので頭を悩ましました。(でも刈った後に続いて全力疾走という事にならないので、以外と良かったかも)

我が家では天気予報と睨めっこした末、中4日空けて週末の晴れ間を狙って干す作戦にし、それに合わせてより分けや煮る作業をしました。

煮る作業はテラスの下の猫の額のような狭い場所。窮屈ですが周囲の風も当たらず、雨も落ちて来ませんので、意外と快適。(さてこの後の干す作業も問題。明日の朝は込むんだろうな〜〜)



予想したとおり翌日は5時頃から浜は大賑わい。ひじき干しの風景
今年は口開け以降に大時化に見舞われたのですが、その時に広場に打ち上げられた海藻類で、干す場所が例年より狭くなっているのです。

そんな訳なので前日から場所取りをしたり、干す準備をしていた人も居ました。って言う私も場所取りをしたんですが、妻や義母はそんなのらしくないって言いますが、趣味や道楽でやっている訳でもないし、確保した場所も広場の隅っこだから、概ね私らしいと思うんですがね。

更に時を前後してこれをさかのぼる事2週間ほど前、テレビの取材があったのを耳にしていましたが、その番組制作会社の方から数日前にメールが来ていました。

電話での連絡先を伝えておきましたので、次に連絡が来たのは、丁度今年のひじきを煮ている所。内容は、東京テレビで放送している『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ』で網地島の取材をしてきたのですが、網地島の風景や画像等を網地島研究所のHPから使わせて欲しいとの内容。

鍋に火がかかっているので更に詳しいことは聞かず、何時もの通り、使用条件等は何もなしで使ってもらうように伝えました。でもどうやら網地島のひじきが主役らしいです。

ただこの番組は東京での放送と思い込み、再放送を仙台から放送しているのを知らなかったもんですから、残念ながら放送日を聞きませんでした。近々放送するとの事でしたが、ご覧になった方は教えてください。

もしかしてこの番組から網地島のひじきの人気が全国的に出たりして?

フノリの口開け

2008年02月24日11:58

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今年も磯の口開けが始まりました。正月の七草の海藻の口開け以降の本格的な口開けです。今回の口開けで採っていいのはヒジキ以外の海藻全般で実質的にはフノリと海苔が主。

今回の様な磯の口開けは事前の予告が無く、当日の朝に突然に放送されます。薄々情報を耳にしていた人は、既に準備が整っているので放送と同時にスタート!する事も出来ますが、知らなかった人は、寝耳に水で面食らいますね。

私も近々開くとのことを聞いていたので前日に何人かに電話したのですが、翌日は開かなそうだったので出掛けることにしていたのですが、蓋を開けたら予想に反して、、、。仕方ないので予定通り出掛けることにしましたが、若干心残り。

他の口開け(アワビ、ウニ、ヒジキ、ホヤ、なまこ)等は準備が必要なので前日に予告がされますが、大げさな準備の必要の無い、磯の口開けは予告が無く当日の朝に唐突に放送されます。この口開けの方法については出漁する準備のこと以外にも諸々の条件や制約があって、あえてそうしているのですが、不満の声が無いわけでもありません。

ただどの口開けにしても隣近所や諸々の人とコミニュケーションを取っていれば自然と耳に入ってくる話なので、場合によっては皆と仲良くしましょう!という戒め(教訓?)なのかも知れません。

今シーズンの鮑の口開けが終わりました

2007年12月20日14:43

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今年最後の鮑の口開けを無事終了しました。
海はベタ凪。ほぼ無風。水も澄んでいて透明度抜群と絶好の条件でした。

ただ注文を付けたら限がありませんが、ただかなり寒かったです。
何せ出発しようとしたら、車のフロントガラスに霜がガッチリ付いていて、霜を削るのに難儀しました。

さて今期はやろっこの体重を越える重量を、その都度の水揚げの目標としていましたが、先回は惜しくも400g及びませんでした。

で次回は是非と思っていたら、2週間経つ内に、やろっこの体重が500g増えちゃいました。
(よく食うし育ち盛りだからね、目標値が常に遠のきます)

奥さんには『今年中に追い越さないと、来年になったらやろっこの体重とお父さんの体力がクロスオーバーするから、、、』と言われちゃいました。

なるほどねと変に感心しながら踏ん張って、最終回は200gギリギリオーバーで目標達成しました。
来年も同じ目標でやってゆくつもりですが、来シーズンはどうかな〜?

ちなみに今3歳のやろっこの体重は、平均的な3歳児の体重よりも7%ほど多め。来年は4歳に成りますが、4歳児の平均体重は16Kgです。

目標達成のため、ダイエットさせるか何て思いついたら、
ん?あれ?もう4歳児の体重を越えてるじゃん。
 
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(イメージ画像は今回ではなくいつぞの口開けの時の画像です)

劇的な天体ショーの中を漁場に向かったあの日

2007年12月15日07:09

2001年11月18日。この日も金華山の鮑の口開けでしたが、当日の金華山行きは、潜りではなく、船を操る漕ぎ手役でした。

例の如く、真っ暗闇の浜で出発の準備をしていたら、何やら辺りが騒がしい。何かと思えば闇夜に次々に流れ星が現れていたので、ざわめいていたのでしたが、丁度この日はしし座流星群の流れ星のピークとされる日時にピッタリ合っていたので、尋常でない空の様子に驚きの声が上がっていたのでした。

長渡の浜から見ると、鮎川や十八成浜の北の空に次々に流れ星が現れ、流星雨の状態。赤や緑、勿論白く輝く閃光は休むことなく次々に現れては消えていましたが、時折現れる大きな流れ星の時は、一瞬昼間のように明るくさえ成る程でした。

そしてその様子はまるで天が割れ、星がガラガラと崩れ落ちてくる様な有様で、映画かCGを見ているような、あたかも今にでもこの世が終わりそうな雰囲気さえ感じられました。

大きなほうき星一つでこの世が終わると騒いだ遠い昔に、当時の人がもしこんな様に遭遇したら、正しく大変な大騒ぎになった事でしょう。

あの時の映像はシッカリと私の脳裏に焼きついているので、金華山の鮑と聞く度に、条件反射のように直ぐにあの時の事を思い出してしまうのです。いやでも本当にあれは凄かったんです。   ブログランキング「地域情報・東北」に参加しています

口開け2回目は時給何万円に?

2007年12月13日23:25

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先日2回目の鮑の口開けがありました。前日の波浪予想では波高50センチという、稀に見るベタ凪の予想でしたが、場所によっては時折1メートル程のうねりも打ち寄せていました。まあでも風が殆ど無いので、これ以上贅沢は言ってられません。

予告2回目は中止の放送も無く、予定通り開口。途中のポイントで1人を船から降ろし、別のお目当ての場所に行くと、既に大型のエンジンを搭載した船はポイントに到着して潜っていました。

波が静かな場所を選んで錨を下ろし、潜る準備をしながら、敵情観察、、、。
でも人数が多い様なので、少し離れた場所へ泳いで移動。
(漁の場合は大人数で和気藹々と言う訳には行きませんので)
他の人が居ない、波乗り出来そうな位の大きな波が、時折続けざまに通過する場所で潜ってみたら、鮑もまあまあの量有るように見えたけれども、流れが速くて中々獲物に到達できません。

体が流されないように片手で海藻や岩につかまり、あいた片手で鮑を剥がしますが、やっとこ鮑を岩からはがしても手から離れてしまうと、その途端に何メートルも流されてしまいます。でも遠くに流された鮑も帰す波で直線的に戻って来るので、腰のヤツカリ(網の袋)の口を構えて捕まえ事も出来ますが、効率も悪いし体力も消耗しそうなので別の場所に移動。

今度の場所は波は静か、透明度も高い、量も大きさも充分ですが、でも水深が深い。かなり、、、、。

こんな時息が短い私は、より長い時間潜って居られるように自分に暗示を掛ける。『俺は魚だ。魚だ〜』と。でもダメな時はゆっくりした童謡を頭の中で歌う。これはリラックスするので結構効果がある。

11月はスーツを2着買いました。1着は礼服でもう1着はウエットスーツ。(ウエットスーツだってスーツですよね)礼服はさて置き、ウエットスーツ代金の元は1回目の口開けでとりましたが、2回目では大きくプラスに転ぜねばなりませんので、こんな事をしながら潜っているのでありました。   ブログランキング「地域情報・東北」に参加しています

鮑の口開け 2回戦1日目

2007年12月11日05:44

下弦の着き
第2回戦目の鮑の予告の朝。風は無く天気も申し分ない雰囲気。薪ストーブの焚き付けを探して縁側の戸を開けたら、冷え冷えした夜明け間近の空に綺麗な下弦の月。

音符のように
でそれが丁度電線にかかり、見ようによっては電線が五線符のようにも見えるのでありました。

電線の五線符には他にも輝く星も有るので、音譜にしてしまえばメロディーにも成るのでしょうが、実際は電線が6本有るのと、その才能がないので実際はメロディーにはなりませんでした。

それはさて置きストーブに火を入れ、サッと食事を済ませて、根組みのピーヒャラさん家へ。その途中で浜を見たらまあまあの感じ。お茶を飲みながら今日の作戦をしていたら、そろそろ時間なので、全員急いでウエットスーツを着込む。準備完了でイザ出陣と思いきや、え!!?中止?本当?

開口30分前での中止は異例のタイミング。急に西風が吹き出し、白波が砕けて折れザブンザブン。これじゃあしょうがないけれども、折角飲んだ秘密兵器のバーム勿体無いな〜。

ピーヒャラさんは背中に貼った、10枚近い直貼りのホッカイロが無駄になったと嘆いていましたが、それ以前に10枚は貼り過ぎですよ〜〜。
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口開け、後日談

2007年12月06日05:14

前日に口開けの予告がされ、当日の朝に中止というのが2日続き結局開かず終い。
何週か日にちを置いて、また当日の朝に中止というにが2日続き、3日目にやっと開いたのがこの前の口開け。

やっと開けたものの風が強く条件が悪かったので、批判の声も多かったが、翌日に事態は一変した。と言うのも地元の行政やコミニュテーに尽力されていた方が逝去されたのである。

通常口開けは潮汐や海況の条件が最優先するものの、地元での諸々の行事や冠婚葬祭も考慮して行われる。もしあの日に開けなかったら、弔事が終わるまで待たなければならないので、当分は開けられなかっただろう。

かくして弔事が終わった以降は天候が悪く、2回目以降の口開けは12月に持ち越されてしまったのを見ると、あの日開けなかったら1回目が12月という事になってしまった事になる。

あの強風での口開けも結果としては良かったことになるが
『あんな日に開けて、、、』『丁度に開けて良かった、、、』となってしまう。人の口に戸は立てられないが、人の世の事情と自然現象の折り合いをつけるのは、真に難しい。

11月から12月の2ヶ月で、鮑の口開けが3回。金華山の鮑の口開けが1回。なまこの口開けが1回、、、、。地球温暖化で気象予報が難しい昨今、人からの強風を受けながら、明日の波風を予想するのは真に難儀な役回りのようです。  さて次回は如何に? ブログランキング「地域情報・東北」に参加しています
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(本文と画像は関係ありません)
 

やっと1回目が開きましたが

2007年12月05日05:32

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まあ大体こんな感じの条件で今シーズン初めての鮑の口開けがありました。
風は強いし、寒いし、潜ったら手はガタガタ震えるくらいに水は冷たかったです。
寒さに耐えかねて、船の上で焚き火をして暖をとりました。



開始時間の30分前ほどに浜に行ったら、沖合いには白波が立ち、風も吹いていた。口開けは前日から予定されていても、条件が悪ければ、通常は1時間前に中止になる場合も有るのに、その時間も既に過ぎているから、開くのだろうと諦め、急いで道具を積み込みこむ。

船を海に下ろして、開始時間を待つ。『凄いね、開くんだね』『いやいや、風が凄いね』『凄いね、開くんだね』昔で言えばレコードの針が飛んだような、今で言えばCDの音飛びの様に、各自同じ言葉を繰り返す。『やっぱ開くんだね、、』

既に口開けの予告も、翌日の天候が悪くて、『狼が来たぞ!〜〜!』みたいに4回も中止を繰り返しているから、早く1回目の決着を付けたい雰囲気は誰でも持っているので、諦めムードはある。

7時半。向かい風とうねりの中、開始の放送が鳴る。と同時に全ての船が一斉にアクセルを開ける。市兵衛館の岬を各船がライン取りを争いながら針路を変える。

海底に隠れ根があるその場は、小さなうねりも急激におきな波に変わる場所。その急に現れた大波の斜面から空にジャンプしそうになったり、急坂を下るように船先を波に突き刺しながら先頭を争う。他の船と衝突しそうになったりしているのもある。凄い!!

元よりこの様な事をしたくなかったので、陸の仕事に就いたのに、いつの間にかこんな日に潜る羽目になるとは、、、。想像もしてませんでした。

生活の為とは言え、人生は分からないものでありますが、まあボーナスと思ってがんばりませう。  ブログランキング「地域情報・東北」に参加しています

豊漁の結果を屋根の上から眺めながら

2007年04月20日04:00

先日開口したヒジキの買取がありました。買い取り時間が近づくと皆さん大きな袋をネコ車(1輪車)に乗せて漁協に運んできますが、今年は豊漁の様でネコ車の運転も大変そうでした。でもヒジキは煮て乾燥させると重量が約10分の1位になりますから、出来上がったものなら未だ楽。仕上がった量を眺めながら刈った生のヒジキの量を想像してみたりしますが、いや皆さん元気そのものですね。

ヒジキを刈れる量の平均値というのは無いのでしょうが、概ね1人1日6俵位。巷の噂では今回の開口で30俵以上も刈った方が居たようですがその量に感心するやらお気の毒やら。と言うのもヒジキは刈った後が大変。煮たり干したりもそうなのですが、煮る前により分けるのが大変なのです。凄く。本当に。大変。終いには飽きて投げたくなります。

私もそのより分けをやりましたが、飽きて投げたくならないように、携帯のカメラで写真を撮りながら気分転換を図っていました。その収穫?の一部↓です。
ピリヒバ
これはピリヒバというヒバの葉にそっくりの海藻。仕上がった中に混じるとあたかも天日乾燥させているときに混じった様に見えるので、誤解を招きかねない邪魔者です。


ヒメハマトビムシ
これもヒジキの中に多く居るヨコエビの仲間のヒメハマトビムシ。煮上がると赤くなります。


ヤマトヘラムシ
大きいと『げげっ』とします。やろっこたけるとすっ飛んで逃げます。


たぶんワレカの仲間でしょう
エイリアンチックな風貌。たぶんワレカの仲間なのでしょうが、図鑑2冊とネットで検索してみましたが名前がわかりませんでした。

『ともかく、ヒジキが終わってよかった〜!』と思いながら屋根の上で様々回想してましたが、何故屋根の上って?只今解体現場でバイト中なのです。ちなみにこれもヒジキの作業の終わり待ちでした。


先日ランキングで6位まで食い込みましたが、ヒジキと格闘しているうちにページ外まで行っちゃいました→


余談ですが続きのページは「たける」の人気投票です。「たける」って何?

続きを読む

磯の口開け 2日目

2007年02月24日15:56

2日目は別の浜に行きました

マツモ
《マツモ》2日目は高級品のマツモ(松藻)が第一目標。マツモは湯通ししたのを酢醤油で食べるとシャキシャキ感とトロッとした味わいが絶妙。海苔のように干したのをサッと火で炙り、ご飯の上にフリカケの様に揉んでかけて、バター醤油で食べると最高!2日目ながらいい場所に出会い大漁!

フノリ
《フノリ》ちょっと長目のを見つけたので摘みましたが、チョッとした時間で昨日の何倍もとれました。

チガイソ
《チガイソ》昆布に近いウマミ成分の強い海藻で普通は味噌付けで食べます。そばつゆに付けると出汁もいい味に成るし、チガイソも味付けがされて美味くなります。根元のヒラヒラした硬い部分はかなり硬いですが味が濃く、噛めば噛むほど味が増してきます。ここがチガイソの醍醐味ですね。

ヒジキ
《ヒジキ》随分長くなってきましたが、まだ口開けはされていませんのでとることは出来ません。見るだけです。

ワカメ
《ワカメ》養殖物は既に刈り取りが終わっていますが天然物はこんな感じでマダマダ。通常はGW頃が旬でしょうか。

タコ
《おまけに》潮溜まりで赤い物体がヒューと動いたのが視界に入ったので見ると蛸。駆けて行き首根っこを捕まえて、岩場へ放り投げ確保。小さいながらも蛸は蛸。茹でて食べましたが美味い一品でした。今年の1枚目。

このほかに味噌汁の具にマルコ(ムラサキインコガイ)などもとって撤収!!春の磯は美味いのがいっぱいです。(でも浜から崖を登るのがしんどかった)



磯の口開け・1回戦目

2007年02月21日07:36

funori2.jpg
海藻の口開けがありました。今回の口開けでとって良いのはフノリ・ノリ・マツモなどで、ヒジキはもう少し先。例年ならこの口開けも3月に入ってからが多いのですが今年は2月とチョイと早め。石の上に茶色く見えるのは全部フノリですから沢山取れそうに見えますが、実は、、、。
funori1.jpg
もう少し後になるとフノリも長くなって摘みやすくなるのですが、その代わり硬くなったり藻や海苔が付いて品質が悪くなりますから、早い時期にとった方が軟らかくて美味いのですが、短いので摘むのに一苦労します。
(初回の口開けは道具禁止で手だけで摘み取るルールが有りますから、何方のカゴや袋も中々目に見えて溜まりません)

他に人が居ないのであれば、陽射しを浴びて若干乾燥気味に成ったのを摘めば楽なのですが、万事早い者勝ちですから、そういう訳には行かないのが大変なところですね。
チョッと早い磯の口開けで、何か春が来たような気分になって来ました。

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