統廃合の是非 

 02,2016 09:40
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 バッハホールは観客席が約700席あり、高性能な音響の環境が整ったコンサートホールですが、毎年ここで加美郡の学校の音楽祭が毎年行われます。広いステージとは言え限られたスペースなので、全校生徒が出る訳ではなくても大所帯の学校の場合は、列の端の子はカーテンに隠れたります。

 ところが旭小学校の場合は郡で最小の24人の児童数ですから、1年生から6年まで全員参加しても、ステージには余裕も出てきますが、そこをステージ狭しとパフォーマンスを繰り広げます。客席をびっちり埋めた観客に臆することなく嬉々として発表を楽しむ。会場の雰囲気に吞まれることなく事無く、観客をどんどん引き込んでゆく。音楽の発表の場なのですが、単に音楽の発表の場に終わらせようとしないのが、先生方と生徒たちの目指すところなのです。

 収穫祭や授業参観、朗読会や学芸会などなど、**真面目にするだけではなく、笑いと感動と涙を誘い、聴衆を喜ばせる技術とテクニックを日々鍛錬?している。この子供たちは学校が好きです。だって学校は勉強だけじゃあないですか。
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綱引き大会も他校は6年生が殆どで体格の良い選抜メンバーなのに、旭小は人数が少ないので4~6年生の混成メンバー。どう見ても勝ち目はないのに子供たちはアワヨクバ一勝でも奪いたいと考え戦いに挑みます。初戦から優勝候補と対戦・・・どうみても勝ち目はないけどそれでも全力を出してチャレンジする。負け絵も子供たちに悔いはなく明るい笑顔!

 旭小では生徒数が少ないので学芸会でも皆に役が渡る。一人何役かをこなす子も少なくない。前に出て発表する場面も多く、人前での場慣れもしている。少人数なのでフットワークも良く、様々なイベントや学習活動をしやすい。少人数なので個々の生徒に応じたきめ細かい学習指導が出来ていると思っています。

さて
文部科学省は平成27年1月公表の手引書で適正規模のクラス数を打ち出しています。
少人数校を統廃合することによって、文部科学省の言う適正規模になれば
>単に教科等の知識や技能を習得させるだけではなく、児童生徒が集団の中で、
>多様な考えに触れ、認め合い、協力し合い、切磋琢磨することを通じて思考力や表現
>力、判断力、問題解決能力などを育み、社会性や規範意識を身に付けさせること
が実現するかのようにうたわれています。

【切磋琢磨】と言う言葉が何回も何回も出てきます。

が、本当にその数になったほうが子供たちの為になるのでしょうか?競争心がでたり、自己実現の為になるのでしょう?自己表現が豊かで個性的な人格が出来るのでしょうか?まさか本当にそう思っているのでしょうか??思っているのでしょうね・・・

(補)公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引の策定について(通知)(平成27年1月)
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