絶滅危惧種を山中で

 01,2007 11:23
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先日偶然に絶滅危惧種のラン科の植物を山で見つけました。ランクでは環境省で絶滅危惧VU、宮城県では絶滅危惧Ⅰに分類されている極めて稀少な種です。一般的にラン類が絶滅危惧種に多いのは乱獲や盗掘によるものとおもわれますが、この植物はたとえ掘って他に植えてもやがて枯れてしまうとの事。と言うのもこの植物かなりややこしい生き方を選択した様で、育つには栄養を間接的に摂取する生きた樹木の根とその栄養源を植物に仲介する菌根菌との三者の絶妙なバランスが必要と成っているらしく移植した場所では絶対育たないらしいのです。

とは言えそれでも最近はこの菌根菌を培養しそれに種を植え人工栽培に成功したとの内容を検索で見つけましたが、それは専門的な設備が整った環境での話ですから一般的には先ず無理なのでしょう。しかしそんな事は先刻承知でも欲しいのは何としても欲しいのがマニアの心境。つい移植べらかスコップに手が伸びてしまうのでしょう。

だからそんな情報は伏せておけば良いのですが、しかし逆に隠しておくと何も知らないので工事や開発が始まってしまい闇に葬られてしまう危険性も出てきますから、どちらを選択した良いかは悩むところです。先日のシャジクソウも国の事業で重機が入った経緯が有ったし、今回のラン科の植物が多く生えていた場所も電話の工事でど真ん中を重機が通り一部は掘られてしまいました。遺跡などが有ったのを知らないで、又は隠して開発した場合などは刑法による罰則もありますが、絶滅危惧種等に関してはそれ程の事もないのでしょうから、なお更問題です。

島のセッコクやエビネの二の舞いにはしたくないのですが、、、。


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