島の自販機事情

 16,2007 00:23
夕方頃向かいの商店の前をウロウロしている観光客の人を良く見かける。長時間中をのぞいているので声をかけると『あの、ビールの自販機は有りませんか』とのこと。
 島にはビールの自販機は1箇所にしかなく、それもここから5K先にしかない。店頭でビールを買おうとしても既に店はしまっているから諦めなさいと勧める。

『あの、タバコが買いたいのですが』タバコの自販機は島に存在せず、店も既に閉まっている時間だから、買うのは先ず無理と答える。どうしても吸いたいなら、怒られるのを覚悟で商店のドアを叩くしかないと。

『ジュースの自販機はありませんか』何を売っているかは別として、長渡には自販機は2箇所にしかない。幸運にも一番に近いのはこの坂を上って5分行った先に有ると説明するのだが、いつも遠いと判断される。我が家なんか「ダカラ」を買うのに2K先の病院の自販機まで行くんだから、それに比べりゃあ直ぐそこの様な距離なのに。

中には商店の中に入って『この辺に自販機は有りませんか?』と聞いている人も居る。飲み物を売っている同業者に訪ねるのもどうかと思うが、ともかくどうしても自販機が良いらしい。

これを見ているとどうやら自販機が好きというか、自販機がないとダメらしい。

そもそも自販機は店が閉まった時は便利な筈だが、しかし店が閉まった時間に外を歩く人は居ないので、その必要もない。
 また営業中でも自販機の方が人件費が掛からなくて良いはずなのだが、忙しいほどのお客さんも来ないし、商品を機械に補充したりするのも面倒なので、店頭だけで売っただけで良いという話になる。本当に必要なのはまとめ買いしてストックしている。
 だから誰も買わない商品を1日中温めたり冷やしたりしていてもコストがかかり、機械も塩害で錆びるだけだから、『要らない』と言う答えが出てしまう。
 こんな事情で自販機を利用する習慣が少ないので稼働率が低く、コストに見合わない機械はどんどん撤去されているのです。  
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