鮎川で鮭遡上中 2

 08,2008 10:27
sake2.jpg鮭の観察も日々を重ねると、川底の様子が変ってきました。産卵が終わって死んだ魚の姿が見えだしたのです。産卵後の鮭は流石のカラスも食べませんから、川には役目を終えた魚があちらこちらに散乱しています。

鮭の卵は鳥の卵のように殻に保護されていませんから色々な不都合があります。太陽からの紫外線もそのひとつ。紫外線は露出した受精卵の成長を妨げようとします。そこで卵はこの紫外線の攻撃から逃れる為に、親から譲り受けた赤い色素で対抗します。

元はと言えばこの親鮭の体に有った赤い色素は、抗酸化作用の効果があるので、それを譲り受けた卵も抗酸化作用を受け継ぐことになり、それで受精卵は紫外線をガードする見えない殻を作ることが出来るのです。

命の綱の赤い色素を卵に移し変え、遡上でぼろぼろになり、更に産卵でエネルギーを出し切った親鮭は役目を終えて、一生を終える訳でありますが、まあこれは100%本能で行っている訳で、人間的な感情移入をする必要もないのですが、やはり同情する心が出ないことも有りません。

まあそんな話をやろっこにかいつまんで話すと、概ね理解した様子なのですが、更に応用して『じゃあ お母さんも死んじゃうの?』と聞いてきた。(たしかに疑問が発生するし筋道は間違っていないが・・)

身近に誰かが亡くなった訳ではないのに、最近やろっこは【死】に関係した疑問を投げかけて。何で関心があるのか聞いてみたら『だっておもしろいんだもん』だと。
(へ~え、面白いんだ??)
『お父さんは、中学校になっても、生きてる?』
『たぶんね』
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