リストラ危険度チェックと探し物

 25,2009 06:26
以前、TVの番組案内でチラッと見たのだが、リストラされる危険度チェックに「最近田舎で暮らしたいと言い出した」と言うのが入っているらしい。

とある調査によると、働く30代以上人の中の70%以上は、田舎で暮らしたいと思っているらしいし、その傾向は年齢が高くなるほど強いらしい。おそらく年齢と共に増える仕事の量や質がそうさせているのでしょう。

仕事に就いて始めの頃は、仕事を覚えるのが精一杯。やがて慣れてきてバリバリ出来るようになる。いっそ仕事と結婚しても心中しても良いような気がしてくる。自分がいないと会社が回らない事を信じて疑わない。こんな時は田舎で暮らしたい何て事は微塵も考えない。
 しかし、絶頂を極め達成感と感動が少なくなり、やがて壁にぶち当たった日には、精神的肉体的なストレスで打ちのめされる。こんな感じで順調に行かなくなると『田舎でノンビリ・・・』のような思いが、もたげてくる。

現代人は疲れている。自然や田舎には人間の病気を直したり、心身の疲れを癒す力が確かに有るから、自然回帰の傾向は益々強くなる。田舎ブームのエネルギー源は利益優先、実績主義の社会構造にもある。

自分の求める仕事、自分の求める居心地いい職場。自分の理想の人。大金持ちになりたい。健康に成りたい。綺麗になりたい。皆々望むものは違うが、自分が望んだその目的に達した途端に幸せが約束されていると信じている。だから意を決して田舎に移り住んだ途端にそれらから全て開放され、人生の楽園が始まると信じている。

ならばもし田舎に移り住んだらそこには幸せの青い鳥がいるから、そこに住んでいる人は皆幸せ者な筈だ。

リストラとはそもそも企業の再構築の意味。人件費削減のために人員を減らすのはリストラの最終の手段。田舎に住んでみたいと思うのが悪いと言うのなら、もし本当にそこまで企業が危機に瀕しているのなら、いっそ田舎に移り住んで、新しいビジネスを・・・

そもそも仕事とは何で誰のためにするのか。お金とは一体何の為でどれだけ必要なものなのか、自分は一体どこまで行って何を掴んだら幸せになると考えているのか。そもそも豊かさとは、幸せとは・・・
青い鳥は探しても他にはいない。棲んでいるのは自分中。本当は既に幸せを掴んでいるのに、幸せに気づいていない、だけなのかも知れない。
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