薪ストーブの話 流木拾いツアー(後編)

 20,2009 09:33
(画像はいつぞの口開けの日のスズアミの写真)
中央左側に流木が重なっています。現在浜へ下りるのは、もっと手前に広い階段が出来ましたが、少し前までは中央の崖から垂直に降りるか、左側のこんもりした小山を下りるかの二通りでした。
imgsuzuami1.jpg
『さあて始めるか~』
先ずは流木を何本か肩に担いで崖を上り上に移動させるが、足元が危ういので2人一緒には運ばないようにして、滑って転落しそうなときは担いでいるのを捨てるようにした。
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と言うのもかなり前の話、とある湖の急斜面を四つんばいになって登っていたら、前を進んでいた友人が触れた石が転げ落ちで、私にぶつかりそうになったのである。石といっても直径1メートル位あったから、コツンで済む話ではなく、石とともに命も落としそうな出来だった。
 このケースの様に「縦に1列に並んで斜面を登るのは、前者が落とした物や、転落や滑走した人が当たるので、タブーになっている」と言うのは、後で知った事だった。
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足をプルプルさせながら滑らないようにバランスをとりつつ何回か上り下りし、一旦上に移動。更に担いで獣道を通り林道まで移動させた。
 昔は背負子や背負いかごで運んだのうだろうが、この時は猫車(一輪車)を使った。林道まで運んだ流木を猫車に積み込み一人が手で押し、もう一人が前をロープで引っ張るのである。満載した流木はかなり重い。

坂は手前から助走をつけて上るが、急坂は流石に坂の途中でスピードが落ちて止まってしまうが、ちょっと休んで又チャレンジする!下りはスピードが出すぎてコースアウト転落。散乱した木を再び積み込む。まるでリポビタンDのコマーシャルの様である.。

が、んな事を続けている途中で、島の知った人と出くわす。
『何やってんの??』
『ははは・・・・実は・・・・』
『薪ならそんな苦労をしなくても、そこら辺に幾らでもあっぺに・・・・』
『ごくそうさん!まあすぎにすらい』
妥当な感想である

時は麗らかな春、汗ぶったらしてやるのも、やはり遊び半分でもなければやってられないが、家まで運び終わったときの達成感に偽りはなったし、この日のビールが美味かった事と、爆睡眠出来たことも間違いなかった。

私たちは遊びで面白半分にやったのだが、昔の人はビールのご褒美もなく、日々の勤めとして繰り返していた。他に選択肢が無かったとは言え、真に頭の下がる思いがしたのでありました。『完』
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