離島航路念願の「通年3隻体制」へGo!

 03,2009 06:23
市町村合併による余波で、2006年に牡鹿丸が廃止になりましたが、それ以降旧牡鹿丸の時刻で運行していた船会社の倒産や原油の高騰などの影響で状況が激しく変化し、網地島の離島航路は不便を強いられてきました。
 あれから3年間、国・県・市の折衝、陳情、役所・船会社・田代網地島の住民が参加した会合が繰り返され、念願の旧牡鹿丸が運行していた時間帯でのみゅうの運行が条件付で認められ、7月5日からは網地島ラインが通年で3隻体制で運行できることとなりました。20090705for.jpg
が、上りの第一便(始発便)を除くブルーライナーは長渡からは出ませんので、石巻へ行く場合は網地港から乗り込まなければなりませんし、石巻からの下り便ブルーライナーも網地が終点となりますますので、長渡へ行く人はバスなどの陸路での移動手段が必要となります。

また荷物についても
石巻港から積み込んだ長渡行きの荷物は、網地で陸揚げし無料で長渡まで陸送。長渡から石巻へ送る荷物も長渡の待合室に集め、業者が網地まで陸送となります。(この場合の手数料等はかかりません)
 ただし、マーメイドについては今まで通り長渡港に寄港しますので現状のままとなるのですが、船名や寄港地など大枠を理解してない方には、かなり分かり難いシステムになります。

さてそれでは何故ブルーライナーが網地~長渡間を航行しない事にしたのかと言うと、それはブルーライナー・マーメイドの2隻体制から、みゅうの通年運行による3隻体制にするための交換条件の様なものです。それは1、鮎川⇔網地島の航路と石巻⇔網地島の二つの航路網地~長渡の部分が重複しているのが、離島航路の補助金の関係で問題があるので改善する
2、みゅうの通年運行の条件は売り上げをUPさせるか、経費を抑え採算を改善することが条件のため、重複している部分を減らし、燃料代などの経費削減を図るというもの。

日本全国には123の離島航路があるが、その中で黒字なのは2本の航路だけ。それ以外は全て赤字の航路で国からの補助金で賄われています。下に書き出した通り、網地島への離島航路にも毎年1億前後の補助金が投入されています。
H17年 牡鹿丸+AL   73.000人
H18年 チャーター+AL 72,000人 1億5、800万円
H19年 AL2隻体制    69,000人 9,700万円  (丸中倒産)
H20年 AL2隻体制  67,000人 1億2,400万円 (原油高騰)

ジリジリと減る島民の人口と旅客人数、それに反比例して伸びる原油高による経費の増大。収入が伸びなければ経費を減らすために、サービスを削るしかない。権利を振りかざし責任や義務を叫んでも、無い袖は振れないから、益々不便になる。

分かりきった事ですが全ての円満解決策は、島が活性化し人口が増える、物資の運搬が増える、観光客や交流人口が増えて、多くの人が船を利用する、結果売り上げが増えてサービスも充実するという事以外にはないのですが、これが又簡単にはいかない。

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