子供達のシーカヤック

 24,2009 09:52
シーカヤック体験に親子で参加するケースの場合、親御さんがシーカヤックをしたいので序に連れてきたという例は少なく、殆どの場合は子供に体験させたくて一緒に来た、というケースが多い。
 でもこのパターンの場合の子供は、あまり乗り気でなかったり、二の足を踏んでいるのが多いが、まあ親のある意味勝手な計画で連れて来られた訳だから、乗り気でない気持ちも理解できる。
 こんな時はどんなに説得しても無理なので、興味を持ち始めるのを待つしかない。
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ライフジャケットを着けたまま海に入ってぷかぷか浮いて遊んだり。ヤドカリを探したり、イソギンチャクを悪戯したり、石で水切りをしたりする。漕がなくても良いようにタンデムの前に乗せる。皆が漕いでいる姿を見ていると、その内だんだん漕ぎたくなってくればしめたもの。
漕ぎ出したの見たら直ぐに声を掛ける『すごいね~上手だね~』
子供達はにんまり微笑み、若干得意げな顔で漕ぎ始める。そして終には一人で漕ぎたいと言い出す。終わりだからやめようと言っても、未練たっぷりで岸に近づかない。
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この子達がシーカヤックを上手に操れる技術を習得しても、明日からの生活や、今後の人生にプラスになることは先ず無い。だから上手に成ることが大事な事とは思っていない。
 水が怖かった子がライフジャケットで浮いて遊べるようになったり、水に顔を浸けられなかった子が出来るようになったり、桟橋から飛び込めるようになったり、上手に出来なくても自分独りで漕ごうとした事実など、昨日まで出来なかったことから、ちょっとだけ成長した自分を感じられる出来事をつくれば、それはカヤックを上手に漕げるようになった以上に大きな大きな収穫である。

中には上手に漕げるからといって皆から離れて漕いでいたり、四苦八苦している子に声も手も貸して上げられない子がいる。こんな子は然程のテクニックもないのに自信過剰で、過去の経験を自慢げに話す。大人にもこんな感じの人が居るけれどもあまり好かれる性格ではない。だからここで漕いだということは何の役にも立たず、彼の自慢話の一つが増えたただけの事となってしまう。(←こんな感じの子を変えてゆくのも面白い作業ですが)

命の危険性さえある海と言う条件下では、上手に漕げるようになるのは無駄ではないけれども、でももっと大切なのは、相手を思いやり全体を見れるようになることや、互いに知恵を出し合い工夫し助け合うことだと思っています。

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