放任主義ではいけません!

 10,2009 01:19
島を歩くとあちこちでトマトが植えられているのを見かけます。トマトは根付きもよく、病気も掛かり難いので比較的に簡単に育てられますが、殆どの場合は植えっぱなしが多いようで、枝も葉も伸び放題。自由奔放主義ですね。

土に栄養分が多いと幹はどんどん成長し、側枝、孫枝、ひ孫枝をどんどん伸ばしますが実は実らず、或いは然程の収穫も無く、秋を迎えてしまいます。貴重な肥料と水が幹や葉の成長だけに無駄に浪費されるのです。こうならないようにするのに必要なのが剪定の技。
tomato3.jpg
図の様にトマトは下から7~8枚の葉が出た次の段に最初の花をつけ、更に葉が3枚出た毎に又花を付ける。この時の葉を付けながら大きくなってゆくのを【栄養成長】と言い、実をつけてゆくのを【生殖成長】と呼ぶ。
tomato1.jpg
このようにトマトは長を伸ばしどんどん成長して行く作業と、子孫を残す作業を繰り返してゆくのですが、側枝を取り除く枝欠きをしないと栄養成長だけが優先されて、子孫を残す生殖成長が疎かになり、結果実が実らない結果に終わる。
tomato2.jpg
それでは具体的に如何するかというと、上の図の1本仕立ての様にするなら、側枝は全て欠いて実がなる部分を5段までとし、6段目の花の下で頂点を切る(摘心)。ただこれで完成と安心していると、ちょっと目を離した隙に何処からともなく側枝が生えてくるのでその都度摘み取るのを忘れてはならない。でもこれだけ。

『いや~でもこれでは勿体無い』と言う方は2本仕立てにしてもOK。なるべく地面に近い部分から生えた側枝を伸ばし、Vの字かYの字の様に仕立てて花を左右とも5段位まで咲かせ、花の上に葉を3段つけさせ、6段目の花の下で摘芯!また1花房当たりに実る実に数を調整する【摘果】をすれば、実る数は少なくなりますが、なお更美味しいのが出来る!かも

この時期に至ってはもう遅いかも知れませんが、場合によっては間に合うかもしれませんので、自由奔放にトマトを育てている方は、ばっさりと鋏を入れてみてください。
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