くじら完璧マニュアルとクジラ料理

 15,2010 06:16
役場のロビーに『クジラブック』なる冊子がありました。
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中をのぞいてみると、クジラの種類や生息調査の結果、クジラと他の魚との関係や、生活環などさまざま載っていて、大人が見ても面白い内容です。
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クジラは殆どが捨てるところがない位に、さまざまに利用されますが、部位ごとの名称や加工方法も載っています。聞いたことない肉の名。おっそろしく美味いのか?それとも罰ゲームか?・・・
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冷凍肉の上手な解凍の仕方や、レシピも何点かのっておりました
みなさんご存知の竜田揚げものっていましたが
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一般的にはなじみの薄い、ローカルなクジラ汁のレシピもありました。
島では『とい汁』と呼んでいますが、湯通しして余分な脂分を取り除いた皮肉を、芋煮や味噌汁に入れたような感じの汁物です。こってりとした味は如何にもスタミナが付きそうな予感を感じます。
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総合学習用の冊子のようですが、クジラに関した完璧マニュアル。正しくクジラのように無駄な部分がない良い仕上がりの冊子でした。

昔はクジラをよく食べさせられました。刺身用のミンククジラは高価なので、たぶんマッコウクジラを食べさせられたのでしょうね。でもどうせ刺身は子供のご飯のおかずにはならないし、安いクジラのほうが加熱調理をすると柔らかくて美味くなるので、丁度良かったのでしょう。生姜焼きや味噌漬け焼き、竜田揚げで食べさせられました。
 最近の頒布ではミンク以外にツチクジラが手に入ります。これもマッコウと同じで加熱調理すると柔らかくて美味いクジラですが、あるとき保育園の保育参観でそのツチクジラを使った『クジラのしぐれ和え』なるものが給食に出ました。父兄に評判が良かったので、リクエストに応じ、後日レシピがプリントされて配られました。
作り方は次のような手順。

①醤油・味噌・酒、すった生姜汁、すった大蒜、三温糖を混ぜたものに、薄切り鯨肉
(ツチクジラを厚さ0.8mmにスライス)を30分位漬けて、下味を付ける。
②醤油・三温糖を入れてひと煮立てし、タレを作る。
③下味のついた鯨に片栗をまぶし、油で揚げる。
④揚げた鯨をタレにくぐし、白炒りゴマをふって出来上がり。
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と言う感じ。

この事を姉に話したら、随分昔に姉が勤めていた社員食堂でも同じようなメニューがあり、かなり評判だったとか。貴重なタンパク源ながらも飽きない工夫は随分昔からされていたのですね。ちなみにこの『クジラのしぐれ和え』は本来はレバーだったらしいですが、鯨の町牡鹿町エリヤ限定で、食文化を継承する目的でレバーをクジラに替えたメニューに作り変えたらしいです。と聞いてしまうとレバーのバージョンも食べたくなりますね~
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