お巡りさんのカギ 

 27,2011 09:12
「懇切丁寧か無礼か」

th_image14t.jpg

お巡りさんが島に赴任してきた直後の話。
地元の漁師さんが取れたての魚をご馳走しようと、交番まで持っていったが残念ながらお巡りさんは留守。翌日帰って来たお巡りさんに漁師が
『な~んだい!折角魚持って行ったのに鍵掛かっていたから、しょうがないから持って帰ったよ。外さ置いでだら生き悪くなるし、猫にも食われるし、誰も悪い人居ないがら、今度から鍵開けて行がい~』

と文句やら助言を言った。言われたお巡りさん、まさか警察官が交番の鍵を掛けず出かける訳にも行かず当惑しながら

『それはそうなんだろうけれども、交番には色々な物があるし、万が一っちゅうこともあると本官の立場もあるので、開けっ放しではな~』

と語尾を濁した。

近頃は若干物騒な世の中になってきたので、鍵を掛ける家も増えてきたけれども、多くの家は鍵を掛けていない。魚を持ってったりして留守の場合は、勝手に上がりこんで冷蔵庫に入れるとか、冷凍庫にしまうとかも昔は珍しくなかったし、従兄弟親戚などの近しい関係では今でも行われているのではないかと思う。さてこれが新住民に応用されたら?・・・リアクションが二通りに分かれる。

それほどまでに親しく付き合える環境や文化が今でも残っているとほっとするか、
それともマナーの欠片も礼儀もへったくれもない、無法地帯と感じるか・・・

パーソナルスペースは業種によっても異なりますが、やはり大きいのは文化背景によって大きく違ってくるようですね
関連記事

Comment 0

Latest Posts