自立への新たなシステム

 14,2011 15:10
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疎遠だった人間関係が震災により親密になった。という事ではなく、さかのぼれば島中の島民はどこかで血縁が繋がっており、皆従兄弟親戚のようになっているから、お互いに助け合う関係は既にあった。で更にそれに加え隣近所との関係はいい意味でも悪い意味でも深いので、島中での助け合う関係は出来上がっていた。

水汲みや救援物資の配達。重いものは手を貸したり車で運んであげたり。個人的救援物資や惣菜のおすそ分け、畑の青物をあげたりもらったりと何でもあり。何せ全ての島民が顔見知りであるから声は掛けやすいので、こんな時なので更に関係は深まる。(まあ中には好ましくない疎遠な関係の溝が更に深まる例も無いではないが、そんな関係でもお互いに助け合う機運はある)

これも集落毎や色々な団体や組織で活動し、浜掃除、道の草刈、祭り、演芸会、運動会、火事、遭難者捜索、などなどの様々な行事や活動を行ってきた効用でもあるのでしょう。

さてそんな土壌の上で、生協の共同購入の動きがあります。生協の共同購入は以前からも行われてきましたが、今回の動きは、今までの利用者よりもちょっと(中にはかなり)年齢層が高い方々。震災の影響で生鮮食料品の移動販売車が島に来れない状態が続いており、更に将来的にも可能性が低いのでその救世主として生協の共同購入と言う手法が浮上してきたという次第。

共同購入は1週間先にしか商品が届かない。運搬の個々の箱に船賃がかかる(空き箱を返すのにも船賃がかかる)分配や空き箱の返送作業など島特有のデメリットは多いけれども、工夫して譲歩して行くしかない。

高齢者に生協の共同購入がどうやって浸透してゆくのか興味深い事もさることながらも、自立へのきっかけに繋がることには間違いないようです。
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