基本姿勢はノラリクラリ

 24,2011 11:58
 震災直後の学校の給食はパンと牛乳だけだった。活発な子供達のエネルギー源には程遠い内容で父兄からも色々なアイデアがでたが、結局衛生上の問題で却下された。その後ゼリーやプリンなどがついたが、腹の足しに成るはずは無い。
 他の震災の地ではNPOによる給食の復活や弁当による給食が行われていたらしいが、石巻では目立った進展がない。この事について震災後の子供達の問題に取り組んでいる「PRAY FOR 宮城のこどもたち」のブログ
http://blog.livedoor.jp/miyagichildren/archives/52412918.htmlに経緯が詳しく書いてあり且つ又この問題の解決に向け大きく貢献していると思う。

震災後に給食で足りない分は外部からの弁当などで補充しても良く、その分の経費は国が支払う事になったらしいが、弁当を供給する会社や運搬方法などなどをあげ、動かなかった。ならばと役所に代わって作ってくれる会社を探してもそれでも姿勢は同じ。文部省から話を持っていっても動かないのだから、それなりのしっかりした考えが御ありなのだろう。

 上記グループのブログは是非全文読んでいただきたいですが、ともかく役所はノラリクラ逃げるのが上手く簡単には動かない。『役所に入って最初に学ぶのは実践的な職務ではなくノラリクラリ如何に逃げるか』と言う事らしいというのはやはりジョークではないらしい。
 ともかく家の子も暫く前から学校には行ってないので、献立がどうなっているかは判りませんが、ブログを読む限り、2学期になっても然程改善の様子はないらしい。

 給食は教育委員会の管轄下にあるとおもいますが、同市の幼稚園に間借りした保育園でも、間借りしている保育園が家主の幼稚園にコピー機や他の備品を借りようとしたら、『設備備品は教育委員会の持ち物なので保育園には貸せない』という回答。市の方に確認をする現場も問題では有るが、貸せないと言う回答も凄い。

 確かに幼稚園は教育委員会管轄で保育園は福祉管轄であるが、もともとの大家主は市であり、同じ予算と目的で未就学児の子供の為にある部署であり、ただ単に便宜上分かれているだけ。事の他大変なこんな時に訳の判らぬ縄張り意識を主張するとは何を考えているのか。


 
序に保育所のことを書くと、半島の保育所は3箇所全部壊滅し使用不能。市は財政を理由に再建を諦め当初からユニセフに保育所を作ってもらえるように申請した。申請は通り夏ごろに工事が始まるらしいとの話も出たが、それまでに仮の保育は考えてなかったようだった。保育を望む親や保育所の関係者が市にどこかを間借りして始めて欲しいと要望したが聞き入れてもらえなかった。挙句『子供は爺さん婆さんに見てもらえ』とも言われたとか。震災の後で爺さん婆さんだって自分の事でやっとやっと。孫まで見切れないし、そんな事が出来るのなら、始めから保育所なんか必要ない。

 その後他の地域では間借りをしながら保育所が再開されているのに、石巻市だけやっていないのかと新聞で叩かれて仕方なく動き出したが、結局場所は見つからず福祉の自分の建物の中の中で始める事となった。丁度その頃、避難所となっていたこの建物から、仮設住宅への引越しが始まったので空きが出たのでスペースが出たのだろうが、何の設備備品準備も無く突然7月15日から再開!と丸投げされた保育関係者も市の尻拭いにてんてこ舞いしたはず。
 ともあれここならトイレも電気もコピー機もFAXも同じ福祉の部署内なので、貸さないとは言われないだろうからその点だけは安心だろうが・・・・
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