やんわとした孤立

 24,2011 07:36
一組の夫婦が島を離れた。
島は大変好きだったが震災以降病院に通うのが大変になり苦渋の決断をしたのだと想像する。通常?の病気になら島の病院で済むが、ちょっと難しい病気の治療となると島の他の病院に行かなければならないが、ところが離島の航路は石巻への日帰りだと滞在時間が3時間しかない。
 3時間と言うのは運良く船が遅れずに走った場合で通常は2時間半位しかない。これでは石巻の病院でも日帰りは出来ない。石巻の病院でこれだから仙台の病院への日帰りは完全に無理。石巻のホテルや旅館などの宿泊施設は震災関連に関わる宿泊客で予約は満杯で先ず予約は取れないから泊りがけも出来ず八方ふさがり。

震災前の島からの交通手段は網地島→石巻網地島→鮎川の2系統有ったが、鮎川への航路は震災以降途絶えたままなので石巻ルートを選ぶしか選択肢はない。

この石巻ルートは船で片道1時間半。石巻に渡っても最長滞在時間が3時間。でも移動時間を差し引くと2時間ちょっと。挙句公共の交通手段が無いのでタクシーを使わざるを得ないので船賃合わせて出費は約1万円也。真綿で首を絞められてるという感じのやんわりとした孤立です。

この状態も影響して島から出てゆくケースも増え、更に石巻や他に家を建てるか借りるか考えているお宅も多い。離島航路は全ての生命線。鮎川航路復活、石巻ルートの増便が早期に実現しないと緩やかに減少しつつ在った島の人口は急激な右肩下がりで減少しするのは目に見えている。

もしかして兵糧攻めで負担の多い離島を消す作戦なのだろうか?・・・
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